(サンディ株式会社（以下、サンディ）はこのほど、自社開発の1.8m大型砂型3Dプリント装置3DPTEK-J1800第一汽車鋳造有限公司黒色鋳造事業部の自動化転換プロジェクトを落札した。このプロジェクトは第一汽車鋳造無錫支店に着工され、両社の自動車製造分野における3Dプリンターデジタル生産の応用を促進するための確実な一歩となる。 

この協力の核心設備-3DPTEK-J1800はSANDI技術の3D鋳造総合ソリューションの主要モデルであり、多くの革新的な技術を組み合わせている：高速振動粉末散布技術、粉末散布の効率と均一性を大幅に向上させる；高性能造型プロセスとインテリジェントアルゴリズム、設備の効率的な運転と操作の容易さを保証する；大型造型サイズ（1800×1000×700mm）と高精度（最大±0.3mm）により、大型で複雑な砂型鋳型の迅速な製造ニーズに対応する；二重シリンダー交互印刷と負圧インク供給システムにより、設備の連続安定生産を実現する。この設備は特に航空宇宙、自動車、船舶ポンプバルブ、建設機械などの分野の大型砂型急速製造と中小バッチ鋳造生産と設計のために設計され、効果的に複雑なプロトタイプの研究開発と工業生産のニーズを満たすことができます。 

図：3DPサンドケース

砂型3Dプリンティング技術が自動車製造のアップグレードを後押し

自動車製造の分野では、砂の3D印刷技術は、ますます重要な役割を果たしている：1.設計の自由度と技術革新の効率を高め、エンジン、シャーシ部品やその他の設計プロトタイプの迅速な製造、検証と最適化を加速し、研究開発サイクルを短縮する;2.ポンプ本体などの複雑で精密な部品製造の課題を克服し、閉じたインペラや部品を処理することが困難な他の伝統的なプロセスは、金型離型の制約から解放され、部品の性能を向上させる;3.高価な金型を必要とせず、高効率で柔軟な小ロットのカスタマイズを実現する;4.高価な金型なしで、柔軟な小バッチのカスタマイズは、市場の需要に迅速に対応する; 4.コア部品の鋳造の品質を保護するために、高精度の機能砂コア（エンジンブロックの内部構造など）の直接印刷、鋳物の品質を確保する。

SANDIは、成熟した砂型3Dプリンティング技術により、モーターシェル、軽量フレーム、シェル、シリンダーブロック/シリンダーヘッド、エキゾーストパイプなどの一連の製品をカバーするソリューションを国内外の多くの自動車企業に提供しており、特に自動車パワートレイン、トランスミッション部品、精密構造部品の製造において豊富な経験を蓄積しています。

図：3DP、SLS自動車用サンドケース

強力なコンビネーションで業界のベンチマークを形成

第一汽車鋳造は中国自動車製造業の大手企業として、長年にわたり高品質の自動車部品及び工程機械鋳物の研究開発及び生産に尽力し、積極的にインテリジェント生産の転換を推進している。今回のプロジェクトの主体である第一汽車鋳造無錫分公司は、中型・大型トラックエンジン用中核鋳物（シリンダーブロック、シリンダーヘッド、クランクシャフト、フライホイールなど）の研究開発・生産に重点を置いており、中国の薄肉高強度鋳鉄生産技術分野において主導的な立場にある。第一汽車鋳造は2008年に三一科技の子会社である龍源成型のSLSレーザー砂型印刷設備を導入し、エンジンブロック、シリンダーヘッドなどの複雑な製品を迅速に試作した。

三一科技のプロジェクト担当者は、「今回の落札は、三一科技の3D鋳造技術力とサービス能力を全面的に証明するものです。私たちはプロジェクトの円滑な実施を確保し、第一汽車鋳造が新製品開発のスピードを高め、製品の品質と生産効率を向上させ、共同でプロジェクトを自動車製造分野における3Dプリンティングデジタル生産の業界応用モデルにするために全力を尽くします。"

自動車産業が知能化、軽量化、カスタマイズの方向で発展するにつれ、3Dプリンティング技術は、概念設計、研究開発試作、製造、保守サービスに至るまで、自動車製造の全ライフサイクルに深く組み込まれている。SANDIと一汽鋳造の協力は、自動車コア部品製造分野における3Dプリンティング技術の大規模な応用をさらに促進し、業界の高品質な発展のために新たな運動エネルギーを注入する。

[サンディ・テクノロジーについて］

同時に、レーザーとバインダージェット3D印刷装置と材料技術と応用プロセスを持っており、事業は3D印刷装置の開発と生産、3D印刷原材料の研究開発と生産、3D印刷プロセス技術サポートサービス、迅速な完成部品製造サービスなどをカバーし、完全な3D印刷積層造形産業チェーンの確立は、広く航空宇宙、電力とエネルギー、船舶、ポンプとバルブ、自動車、鉄道輸送で使用されています、航空宇宙、電力・エネルギー、船舶、ポンプ・バルブ、自動車、鉄道輸送、産業機械、3C電子機器、リハビリ・医療、教育・科学研究、彫刻・文化創作などの分野で広く使用されている。